ホームページを開設する目的は商品の宣伝やブログ、人材募集など様々でしょう。その目的を果たすためには、開設後のホームページ運用がカギになります。
今回紹介するSEO対策はホームページが検索時に上位表示されるよう、サイトを最適な状態に準備しておくことを指し、その対策方法は様々です。
本記事ではSEO対策に関する情報を初心者の方にもわかりやすくお伝えします。
- ◯SEOとは何か
- ◯具体的にどのような対策をしていけば良いのか
- ◯自分で対策できない場合はどうすればいいのか
自身のホームページをより良いコンテンツにするためにも、参考にして下さい。
目次
SEO対策に関する基礎知識
本章ではSEO対策の意味から、対策するメリットデメリットをお伝えします。
そもそもSEO対策とは?
SEO(エスイーオー)とは、Search Engine Optimizationの略で、その直訳どおり「検索エンジンを最適化する」テクニックのことを指します。
ここで言う最適化とは、検索時に上位にサイトが表示されるように、サイトを最適な状態に準備しておくことです。
Yahoo!の検索エンジンでもGoogleと同様のアルゴリズムが使用されているので、Googleで上位であればYahoo!でも同じく上位が狙えるでしょう。
SEO対策は外注することもできる
サイトが上位表示されるようにSEO対策をコンサルしてくれる会社や、サイトの運営を代行してくれる業者は多くあります。プロに依頼する場合、内容によっては数万円~100万円以上の費用がかかるケースもあります。
自身でSEO対策を行えば大きな費用もかからず、SEOの知識も身につくというメリットがありますが、数多くあるサイトのなかで上位に表示されるのは容易ではありません。予算の範囲であれば、外注を検討してみるのもおすすめです。
本記事の下部にも、おすすめの運営代行会社をいくつか紹介しておりますのでご覧ください。
SEO上位表示の5つのメリット
SEO対策を行って検索の上位に表示されることで、サイトにどんなメリットがあるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
1. クリック率が向上する
SEO対策をして1位に表示されると、約30%のクリック率が見込めるというデータがあります。クリック率が上がれば、その分サイト内の商品が売れたり、サービスの成約につながったりする可能性が高くなるでしょう。(参照元:Advanced WEB RANKING「Google Organic CTR History」)
ただ、近年リスティング広告を行うサイトが優先で上位に表示されるので、例えSEO対策で1位を取ったとしてもクリック率がそれほど伸びない可能性があります。
2. 無料で広告効果が見込める
Web広告や雑誌などに広告を出すには、多くの費用がかかります。しかし、自社サイトのSEOを強化して集客する場合、広告のように料金を発生させずに多くの人に商品やサービスを宣伝できます。
3. 作成したコンテンツが会社の財産になる
SEOで上位表示をさせるには、優良なコンテンツが必要です。優良なコンテンツを作成することで、Googleから高い評価を得られれば、サイト自体のドメインパワーも強化されます。
こうして信頼を得たサイトは会社の大切な財産として残り、長期的にサイトへの訪問者を生み出してくれるでしょう。
4. ターゲット層と一致したユーザーを集客できる
SEOではキーワード選定が重要です。自サイトの情報を届けたいターゲットに合ったコンテンツを自由に組み合わせて準備することができます。
例えば、化粧品を売り出す会社がSEO対策をする場合、「化粧水 ランキング」「化粧品 メーカー」といったキーワードのコンテンツを作成することで、自社の化粧品に興味を抱いてくれそうなユーザーをサイトへ引き込むことができます。
5. ブランド力や認知度がアップする
SEOで上位表示ができるようになれば必然的に人の目に触れる機会が増えてブランド力がアップします。
認知度が上がれば商品やサービスの売り上げにも直結し、会社の業績アップにもつながるでしょう。
SEO対策3つのデメリット
これまで述べてきたように、SEO対策の上位表示のメリットは十分にありますが、実際にSEO対策を行うにはいくつかのデメリットがあります。以下で確認していきましょう。
1. 成果が出るのが遅い
SEO対策をして検索エンジンにアップして、すぐに結果が出ることはごくまれです。Googleにサイトが認識されるまでにはある程度の時間が必要で、さらにSEOの成果が出たと感じられるまでには最低でも数か月、長い場合は1年以上かかる場合もあるでしょう。
反映の要素や期間についてはそれぞれですが、サイトの中身だけでなくドメインの取得日なども関係してきます。
また、Googleでは上位認定の条件などを定期的にアップデートしているため、その影響を受け順位が上下することもあります。Webサイトを新設する場合やリニューアルの際には、長期的な計画を立てておきましょう。
2. コンテンツ作成に時間や手間がかかる
SEO対策を行うためにブログや記事といったコンテンツを作成する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これらのコンテンツは継続して作成することに加えてより良いコンテンツにするためにメンテナンスが必要になるケースもあります。
そのため、自社でSEO対策を行うには時間や手間がかかるでしょう。こういった時間を削減するためにも専門のライターやコンサルタントを雇うのも一つの手です。
3. キーワードによっては上位獲得が難しい
GoogleやYahoo!といった検索エンジンでは、日々多くのキーワードで検索をかけられています。
検索数を表す言葉を「検索ボリューム」といいますが、この検索ボリュームが大きい場合は既に競合の会社がコンテンツを作成しているので上位表示を獲得するのが難しいでしょう。
そのため、新たにコンテンツを作成する場合はしっかりと競合をリサーチして自社で上位表示を狙えるかどうかを検討しましょう。
SEO対策を始める前に確認したい3つのこと
いくらSEO対策に力を入れようと、そもそもコンテンツに問題がある場合では検索順位の向上は一向に期待できないでしょう。
そこで本章では、SEO対策を始める前に確認しておきたいポイントをまとめました。自分のホームページは大丈夫か、是非確認してみてください。
1. 引用ルールに従っているか
引用ルールとは、他サイトや文献から文章や画像を正しく引用するためのルールのことです。誤った仕方で引用されていると著作権侵害となる可能性や、ユーザーからの信頼を失う可能性があるのでよく確認しましょう。
以下で、文章や画像の正しい引用方法を紹介するので参考にしてください。
他サイトから文章を引用する場合
・サイト名,「タイトル」,URL,(最後に閲覧した年月日)
・筆者名.”タイトル”.サイト名.更新日付.URL,(最後に閲覧した年月日)
書籍などから文章を引用する場合
・著者(編者)名,『書籍名』,出版社,発行年,総ページ
・著者名.「タイトルまたは見出し」,『書籍名』,出版社,出版年,ページ範囲(一部を引用した場合)
画像を引用する場合
ソースをリンク付きで記載しましょう。画像を載せる時は直リンクが望ましいとされています。しかし、相手のサーバーに負荷がかかることがあり、直リンク禁止にしている場合もあるため気をつけてください。
もし禁止になっている場合は、著作権元に許可をとって自分のサーバーにアップロードして掲載して引用を行うと良いでしょう。
また、画像を引用する際には勝手に編集する行為は禁止されていますので、こちらも併せて注意が必要です。
2. 見やすいデザインになっているか
ホームページ上の情報が見やすいと言うことはユーザーにとってとても重要なことです。そのため、ホームページが見やすいデザインで作成されていることはSEO対策の観点からも無視できないポイントなのです。
それではホームページをデザインする際に気をつけたいポイントを具体的に見ていきましょう。主なポイントは7つです。
- ◯ファーストビューにインパクトはあるか:ユーザーが一目見て興味を持てるか
- ◯ビジュアルヒエラルキーの優先順位が明確か:情報の優先順位に応じてデザインにする
- ◯レイアウトや情報がシンプルでわかりやすいか
- ◯ナビゲーションバーがあるか:ユーザーが求める情報にたどり着きやすい設計にする
- ◯レスポンシブ対応されているか:スマホ対応を行う(詳しくは次項で紹介!)
- ◯トンマナ、フォントに一貫性があるか
- ◯ユーザーファーストが徹底されているか
3. レスポンシブ対応されているか
先ほども述べたように、レスポンシブ対応とは、パソコンやスマートフォンなどの端末に応じて表示することができるようにすることです。
少し前までは、パソコンからホームページを閲覧する人が多かったためそこまで重要視されていませんでしたが、現在はスマートフォンを始め多様な端末からのアクセス数が増加しているため、レスポンシブ対応されていることの重要性が一気に増しました。
さらに、Googleもレスポンシブ対応を推奨していることから、適応することで検索順位の向上が見込まれる一方で、適応していないサイトの検索順位が悪化することも考えられます。そのため、本格的なSEO対策を始める前に確認しておくと良いでしょう。
7つのSEO対策方法
SEOには大切なチェックポイントとテクニックがあります。以下では特に重要な7つのポイントを解説します。
1. キーワード選定
SEOを意識した記事を書く際に、まず行うのはキーワード選定です。どのようなキーワードを選ぶかによって、サイトの表示順位に大きな影響が出るでしょう。
ユーザーがなにかを検索する心理には、「解決したい」「詳しく知りたい」「〇〇を買いたい」「〇〇に行きたい」などの欲求や悩みがあります。これらを解決するキーワードを選定できればユーザーのニーズに答えられるため、アクセスアップが望めます。
キーワードにはメインキーワード、関連キーワード、複合キーワードなどがあり、これらの要素を組み合わせて選定します。キーワードを探す補助ツールなどもあるので、うまく利用しながらキーワードを選びましょう。
2. 質を重視した読みやすいコンテンツ
Googleなどの検索エンジンに良質なコンテンツと判断してもらうには、量よりも質が大切です。記事を大量に掲載しても、コピーコンテンツだったり、中身のないようなものだったりすると、むしろ悪影響を及ぼします。
読みやすい文字数は1800字程度と言われていて、短めの文章でも800字以上はあるとよいです。
読みやすさの上で気をつけるべきは文字数だけでなく、わかりやすい見出しをつけたり画像を合間に挟んだりといった工夫も必要です。
3. タイトルとディスクリプション
すべてのWebサイトには「HTML」(エイチティーエムエル)と呼ばれる情報コードが組み込まれています。コードのなかに「title(タイトル)」と「description(ディスクリプション)」という箇所があり、ここに検索にヒットさせたい文字を設定しておくと、Googleが認識してそのページが表示される仕組みです。
そのため、タイトルとディスクリプションにユーザーが検索すると思われるキーワードを設定しておけば自社サイトへ誘導できる可能性が高まります。また、タイトルを設定する際には重要なキーワードをなるべく主題、冒頭に含めるとより良いです。
タイトルとディスクリプションはWebサイトの玄関とも言える場所なので、しっかりと考えて設定しましょう。
4. 記事内のタグの設定
Webサイト内の記事タイトルには「hタグ(エイチタグ)」を設定します。hタグには数字を合わせて使う決まりがあり、h1が大見出し、h2が中見出し、h3が小見出しという順番で階層化されています。
なかでもh1の大見出しは検索エンジンに対する影響も大きく、記事タイトルと同様に最適なキーワードを設定する必要があります。
h2、h3タグは、記事を読みやすくするために設定するものです。しかし、細かい見出しが多くなりすぎると反対に読みにくくなってしまったり、サイト内の構造が複雑になってしまったりするケースもあるので注意しましょう。
5. 画像や文字サイズの最適化
各ページに設定する画像や文字サイズもSEOに影響を及ぼします。文字のサイズや挿入画像は見た目の問題で一見、検索には無関係に思えますが、例えばフォントサイズが小さすぎると、Googleから「小さすぎる」と警告される可能性があります。こういった警告を受けるとマイナス評価となり検索順位を下げてしまうかもしれません。
画像についてもいくつか注意があり、「標準の画像形式(JPEG、GIF、PNGなど)を用いること」、「オリジナルの画像を使用すること」、「画像挿入の際のファイル名を適切なものに変更しておくこと」などがあげられます。SEOは文章だけではなく、サイト全体を見て評価されるので、細部まで整えておきましょう。
6. 被リンクの獲得
外部のサイトから自分のサイトに向けられたリンクを「被リンク」と呼び、被リンクが多いサイトは信頼性が高いと判断されます。
有益なコンテンツであれば自然と紹介したくなり、多くの方の紹介によってアクセス数も増えるでしょう。ただし、被リンクのなかでも、良いリンクとそうでないリンクがあります。
例えば、お金を払って業者に被リンクをしてもらったり、相互リンクを条件に無関係のジャンルから被リンクをもらったりしてもGoogleからの高評価にはつながりません。被リンクを設置してくれたサイト自体の信頼性も評価されるので、良質な被リンクのみを獲得できるようにする必要があります。
7. サイテーションの獲得
「サイテーション」は被リンクと似ていますが、リンク先URLがない、テキストのみでの言及を指します。直訳では「引用」や「参照」という意味ですが、SEO上ではサイト名や会社名、商品名などが記載されるだけでもサイテーションとみなされます。
外部サイトの記事で自社について紹介をしてもらうとサイテーションが獲得できますが、この際正式な名称であることが大切です。略称や英語スペルの間違いがあると正しく認識されず効果が発揮できないでしょう。また、動画内の会話や画像に書き込まれたコメントも認識されないので注意してください。
被リンクと同様に、他者が紹介したいと思うサイトであれば、自然とサイテーションは増えていくでしょう。
SEO対策でやってはいけない10のこと
いくらSEO対策をしていても、不正に行われていればSEO効果は発揮されません。ここでは、SEO対策をする際にやってはいけないことを10個紹介します。正しいSEO対策をして多くのユーザーの目に触れるホームページを作成しましょう。
1. 文書構造タグを省略する
文書構造タグとは、タイトルや見出し、文などのページの構造を示すタグのことです。文書構造タグを省略していると、ページの重要な情報が検索エンジンに伝わりません。
音声読み上げツールでも文書構造タグを読んでページの構造を理解しているため、省略してしまうと目の不自由な方にとっても、わかりにくいページになってしまいます。
2. alt属性(画像代替テキスト)のタグを省略する
画像が表示されないときに、その内容をテキストで補完する役割を持つalt属性は、SEOにも効果的です。検索エンジンはalt属性を認識するので、ページの内容を正しく伝える助けになります。
特に画像検索で有利になるので、alt属性は必ず入れましょう。文書構造タグと同様、目の不自由な方が内容を正しく理解するためにも重要です。
3. マウス機能を制限する
右クリックを禁止して文章のコピーや、画像のダウンロードを防ごうとしているサイトがあります。コンテンツの盗用を防ぐことが目的ですが、ワードをコピーしての検索ができなくなるなど、ユーザーが被る不便は小さくありません。ほかのサイトが、コンテンツを引用してリンクを張る機会も失われます。
4. 不正なリダイレクトをする
アクセスしたページとは違うページに転送することをリダイレクトと呼びます。ページのURLが変わったとき、新しいURLに飛ばすなどの目的で使用されますが、その手法自体に問題はありません。
ただし、まったく異なるコンテンツのページやスパムページに転送すると、不正と見なされSEOのペナルティを受けることがあります。
5. オリジナル性のないページを作成する
前述の通り、引用タグを使わずにほかのサイトの内容を転載することはNGです。
ただし、引用タグを使ったとしても、著作権の問題はクリアできるかもしれませんが、検索エンジンからはオリジナリティがないと見なされる可能性があります。模倣のコンテンツでは検索エンジン、そしてユーザーからの信頼を得られません。
6. コンテンツを自動生成する
検索キーワードを含んだ文章を吐き出すなど、コンテンツを自動で生成するプログラムが存在します。
便利なもののように思えますが、このような方法で作成されたコンテンツは、日本語としての体をなしていないことが多く、ユーザーにとって無価値なものばかりです。そして、検索エンジンにもすぐに見破られてしまいます。
7. 他サイトコンテンツを無断複製する
オリジナリティのないコンテンツが評価されないことについてはすでにお話ししました。
当然、無断転載は論外です。文章が長いほど有利という考えから、ボリュームをかさ増しするために転載を行うサイトもありますが、これではまったくの逆効果です。Googleは、文章の長さはSEOに直接的な影響を与えないことを明言しています。
8. コンテンツに関係ないキーワードを詰め込む
不自然なほどにさまざまなキーワードがひとつのページに詰め込まれていると、情報の輪郭がぼやけ、ユーザーにその内容が伝わりにくくなってしまいます。
そのため、ユーザーを第一に考える検索エンジンからの評価も低くなります。単語の羅列など、意図せずにキーワードを詰め込んでしまうこともあるので気をつけてください。また、同じキーワードの多用も危険です。
9. 隠しテキストや隠しリンクを入れる
背景色とまったく同じだったり、判読できないほどに小さかったり、表示上はわからない形でテキストやリンクを埋め込むSEOテクニックが横行していた時期がありました。ユーザーにとってはまったく無意味なので、現在はペナルティの対象となっています。
10. 外部リンクを購入する
被リンクが多いと検索エンジンから高く評価されますが、それは自然な形でのリンクに限られた話です。作為的ではなかったとしても、関連性の低いサイトからの被リンクは低評価につながる可能性があります。
質の低いリンクを大量に集める外部リンクの購入は、SEOの効果がないどころか、ペナルティを受ける可能性が非常に高い手法です。
SEO対策に役立つツールを紹介
無料で使用できるGoogleの便利ツールを2点紹介します。SEOには検証や改善が不可欠です。ツールを利用して分析してみましょう。
Google Search Console
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はWebサイトのSEO成果を確認するツールのひとつです。検索ワードでの表示回数、順位、クリック数などを数値化して見られます。
また、コンテンツを制作した際にGoogleの検索に載るよう促すインデックス機能もありSEO対策には欠かせません。
Google Search Consoleは訪問前のユーザー情報が得られることも特徴です。ユーザーがサイトに辿り着く前に、どのような検索をしたかなど一歩手前の状態を把握することができます。
これらを確認することでサイトの弱い部分を見つけられ、行うべき対策が明確になるでしょう。
Googleアナリティクス
Google アナリティクスは無料で使用できるアクセス解析ツールです。Google Search Consoleがユーザー訪問前の情報をチェックできるのに対して、Google アナリティクスは訪問後のデータを主に扱います。
自社サイトへの訪問者数、使われているデバイス、訪問者の流入経路などをはじめ、さまざまな情報を知ることができます。
ページごとの滞在時間も判別できるため、どのページに需要があるのかを判断し、ページごとの強化や見直しを行う材料となるでしょう。
日々のアクセス解析はSEOの要となる大切な作業です。こまめにチェックする習慣をつけるとよいでしょう。
SEOを外注する際の5つの注意点
実際にSEOを外部の制作会社に発注する際に、気をつけたいポイントについて紹介します。
1. 自社ホームページの戦略を理解してくれているか
外部に発注してコンテンツを作っていく場合には、必ずホームページやコンテンツの戦略を外注先と共有する必要があります。
自社のユーザーやターゲットはどのような層で、ホームページを運営する目的は何か、戦略を理解してもらった上で、コンテンツづくりを進めてもらいましょう。
2. 同業他社との実績があるか
自社のホームページが提供したい記事内容を書くことができるのか、しっかり確認する必要があります。自社のサービスに近い企業との実績があるかどうかはとても重要です。
3. 専門性の高いライターがいるか
自社サービスの専門性が高ければ高いほど、記事づくりの難易度が上がります。当たり前のことですが、ライターだからといってどの分野の記事でも書けるとは限りません。
また、専門外のライターに依頼した結果、間違った内容の記事を公開してしまいトラブルに繋がったり、納品された記事の事実確認を自社で行わなければならず予想以上に時間と手間がかかってしまったといったケースも少なくありません。
4. 品質が担保される仕組みができているか
記事づくりは文章の執筆だけでなく、校正や校閲などの確認作業も含まれます。しかし、記事を作る作業は工程が見えづらいため、外注先によって校正や校閲に割いているリソースは様々です。
どのように記事の質を担保しているかを知るために、「記事づくりのフロー」「校正回数」「携わっている人数」などを確認することをおすすめします。
5. 費用はどれくらいかかるか
単純に「記事◯◯本でいくら」という決め方ではなく、「校正回数」「期間」「こちらからの修正依頼に対応してくれるかどうか」など、詳しく擦り合わせた上で、追加で費用が発生するかどうかなども事前に確認しておく必要があります。
ここでSEO対策についての解説がすべて終わりましたが、SEO対策への理解は深まったでしょうか。今はわかっていても、実際にSEO対策を行なっていくフェーズでまた新たにわからないことが出てくるかもしれません。
以上、SEOを外部の制作会社に発注する際に、気をつけたいポイントについて紹介しました。
SEO対策以外にもホームページへの集客方法はいくつかあります。無料でできる方法としては、
- ◯SNSへの投稿
- ◯プレスリリース・ニュースリリース
- ◯コンテンツマーケティング
が挙げられます。
まとめ
SEOとは、必要としている人に、必要な情報を届ける手段のひとつです。いくら素晴らしいWebサイトであっても、検索にヒットしなければ誰にも見てもらえません。
正しいSEOの知識を学んでWebサイトを強化することができれば、上位表示が叶うでしょう。無料のツールも便利に使うことができますが、複雑な内容も多いので必要であれば専門家も相談するのもおすすめです。
Webサイトは会社や自身の顔とも言える大切な場所です。コンテンツをしっかりと充実させて、優良なサイト運営を目指しましょう。
ネクストサプライズではこれまでの制作経験から得たSEOの知識・ノウハウを駆使してオリジナリティ溢れるホームページを制作しております。
新しく事業を立ち上げたい・今のホームページよりもっと上位表示させてほしいとお悩みの方は、ご相談・お見積り無料で承っておりますのでぜひ下記のボタンからお問い合わせください。
それでは次回更新でお会いしましょう!