ホームページの学校では、インターネットを利用した販促活動に悩みや疑問を抱えている経営者の方に向けて、難しい言葉を使わずに、わかりやすくご紹介しています。
中小企業の中でも特に小規模事業者の方々は、「わたしたちがホームページを作っても…」とはじめから諦めていませんか?
日本の企業の大半を占める中小企業の経営者の方々は、大企業の資金力やネットワーク力に押され、ホームページでも1番になれないと思っている方が多いかもしれません。
わたしたちも、お客様からこんなお話をお伺いします。
- ウチみたいな小さい会社はホームページなんて…
- ホームページは沢山お金かけないとダメなんでしょ?
- 大企業には勝てないから…
昔のようにお金を沢山かけてマスメディアで一気に集客するという方法は、昔よりも効果が薄くなってきており、今の販促活動はマスメディアのような「面」ではなく、ひとりひとりにアプローチする「個」への活動が中心になっています。
つまり、個へのアプローチがしっかりできれば、大企業じゃなくても成果は上げられるようになっています。
ここでは、中小企業でも勝てるホームページにするために必要な「ホームページの専門性」について、わかりやすくご紹介していきます。
目次
ホームページに必要な「専門性」とは?
ホームページに必要な専門性とは、その言葉通り「専門的であること」です。
特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されること、またはその度合い。「専門性が高い職種でスキルを磨く」などのように用いられる。
上記のように、専門性とは、特定の分野において知識や経験、技術があることを指し、専門性が高いということは、その分野に精通しており、専門性がない方よりも正しい情報を持っていると考えられます。
では、なぜホームページに専門性が必要なのでしょうか、ポイントを見ていきましょう。
検索キーワードに注目して考えてみよう
みなさんは、インターネット上で検索するときにどんなキーワードで検索されますか?
インターネットで情報を取ろうとすると、必ず「キーワード」を入れて検索すると思いますが、例えば「肩こりを治したい」と思ったとき「肩こり 改善」といったようなキーワードで検索されるのではないでしょうか。
このとき、検索結果で出てくる内容に以下のようなサイトが表示されたら、どれを選択するでしょうか?
- つらい肩こり改善専門店!10分で改善できる「ライオンクリニック」
- 整体のことならアライグマ整体院
- 全身をくまなくマッサージ!シロアリマッサージ店
これは全て架空のお店、サイトですが、もしあなたが肩こりを改善したいと思ったら、①のサイトをまずは見てみるのではないでしょうか?
整体で肩こりが良くなるかもしれないことや、全身をやってくれるなら良いかもと思った方もいるかもしれませんが、情報が溢れているいま、ユーザーが求めているのは、今の悩みを解決してくれる「専門性」です。
ターゲットに真っすぐ刺さるホームページに
先ほどの整体院を例に挙げると、整体院は全国で数えきれないほどあります。
その中でユーザー(お客様)から自分たちのことを見つけてもらうには、多くの資金をかけて広告を出したり、情報量が沢山あるお金を沢山かけたホームページを作ったりする必要がありますが、ある分野に特化して専門性を持つことで、そもそも周りと「戦う場所」を変えることができます。
例えば、整体院の中でも、肩こりに困っている女性に向けて「女性の整体師がいて安心の整体院ですよ」と表現したり、「バキバキしなくても効果の出る痛くない整体院ですよ」と表現したりするなど、専門性を持たせることでターゲットの心に刺さるホームページにすることができます。
専門性=専門家であるということ
専門性とは、専門家であるということです。
例えば、お医者さんは良い例ですが、お医者さんであるということはそもそも専門性がありますが、その中でも「乳がんに強いお医者さん」というのは、さらに専門家となります。
もしも、乳がんが見つかってしまったとき、その方の目に「乳がんに強いお医者さんのサイト」が現れたとき、必ずと言って良いほど、サイトを見に行くでしょう。
このように、さまざまな分野において「専門家」となることは可能です。
専門性を出すときにはじめにやること
自分たちがどのような専門性を打ち出していけばよいか、わからないという方もいるでしょう。
そんなとき、はじめにやることは、「自分たちの強みを洗い出してみる」ということです。
- 競合と比べてどこに強みがあるのか
- お客様にいつもどんなことで感謝されているか
- 自分たちはどこに自信を持っているのか
このような視点で強みを沢山洗い出ししてみることからはじめてみると良いでしょう。
まとめ
ここまで、ホームページ作りに大切な「専門性」についてご紹介してきました。
- 勝てるホームページにするには「専門性」が必要ということ
- 誰もが専門家に悩みや課題を解決してほしいと思っているということ
- 強みが見つかれば誰でも「専門家」になれるということ
ホームページ作りは「作ればよい」というものではなく、誰に対してどんなメッセージを届けたいのか、「自分たちの強みは〇〇で、だからこそ、あなたの助けになりたい」というものが必要です。
数ある競合の中から、自分たちを探してもらうためには、見つけてもらう工夫と、専門性が必要ということです。