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SEOで上位表示を狙うために必要なページ数、文字数、キーワード出現率は?

SEOで上位表示を狙うためには、ホームページの中に存在するページ数を増やす必要があります。また、ページが数が多いだけでもだめで、それぞれのページがそれなりのボリュームを持っていなければなりません。また、上位表示を狙うキーワードの出現頻度も気になるところです。そこで、この記事ではページ数、文字数、キーワード出現頻度の3点についてまとめてみたいと思います。

上位表示に必要なページ数

まず、SEOで上位表示させるために必要なページ数ですが、何ページと決まったものがあるわけではありません。業界、分野によって異なるからです。では手がかりがまったくないのかというと、そんなことはありません。実際にGoogle検索をしてみて、上位表示しているページのインデックス数(Googleが読み込んでいるページ数)を調べてみればいいのです。

たとえば「ホームページ制作」というキーワードでの上位表示を狙っているとします。そこでまず、「ホームページ制作」というキーワードでGoogle検索します。そして、上位に表示されたサイトのURLをメモ帳などのソフトにメモしておきます。上位10位まで調べれば十分かと思いますので、10個のURLをメモ帳にメモします。

次のステップでは、いまメモしたURLのサイトのページ数を調べます。 http://example.com/というURLであれば、Googleの検索窓(アドレスバー)に【 site:http://example/com/ 】と入力して検索します。そうすると、検索結果の一番上のところに「約5,200件」のように表示されます。これがGoogleが認識して読み込んでいるページ数になります。

さて、これで上位10位までのホームページのページ数を調べることができました。結果はどうでしたか?多いと思いましたか?それほどでもないと思いましたか?

たくさんの商品を扱っている会社であれば、商品ひとつひとつについてページを作成してページを増やしていくことができますが、そうでないならば、ブログのような形で記事を増やしていくということが考えられます。

ただ、この調査の結果、最低でも500ページは必要だとわかったとして、自社で500ページもページを作ることは可能だろうかと考えたときに、頭を抱えることになってしまうかもしれません。

一般的に、競争が激しく、上位表示が難しい分野では、ページ数が多くなります。必ずしもいま調べたページ数を超えなければ10位以内に表示できないということではありませんが、ページ数が大きく下回っている場合には、上位表示は難しいかもしれません。その場合は、SEOでターゲットとするキーワードを変更してみることを検討してみてもいいかもしれません。競争が激しいキーワードで上位表示することでしか、結果を出せない(売上を上げられない)ということではないはずですから。

上位表示に必要な文字数

次はSEOでの上位表示に必要な文字数についてです。上位表示に必要なページ数の目安はわかっても、1ページに含まれる文字数の目安がわからなければ、それだけのページを作成するのにどれだけのコスト(自社で書くなら人的コスト)をかけるべきかということがわかりません。

文字数については、SEOの世界では以前からいろいろなことが言われています。「ブログ記事は最低でも800文字」「1位を取るためには最低3,000文字は必要」などです。ですが、これについても分野によって差がありますので、実際に調べてみるのが一番です。

実際にGoogleで上位表示されている記事がどれくらいの文字数の記事を書いているか調べてみるのです。こちらでも上位10位までのページの文字数をカウントしてみましょう。文字数カウントができるツールには、たとえば以下のようなものがあります。

文字数カウントツール

こうしたサイトで上位表示されているページの文字数を調べ、どれくらいの文字数の記事を書けば上位に表示されるのかを判断する目安にしてみてください。

上位表示に必要なキーワード出現率(キーワード出現頻度)

最後にキーワード出現率です。キーワード出現頻度とも呼ばれます。

Googleは日々、さまざまなホームページを巡回し、情報収集するとともに、評価を行って「順位づけ」を行っているわけですが、その評価基準も日々アップデートされています。たまに大きな評価基準の変更があり、SEOの世界が大混乱したりするわけですが、このアップデートの情報をきちんと追っておくことは重要です。

キーワード出現率については、以前は非常に重要でした。上位表示を狙うためには○%くらいのキーワード出現率がいいというものがあり、私たちもツールを使いながらその出現率になるように微調整をしていました。しかし、現在ではあまりキーワード出現率は重要だと考えられていないようです。

とはいえ、上位表示を狙うページに目標としているキーワードがほとんど入っていないということはあり得るでしょうか?もちろんそんなことはないでしょう。というわけで、「ではどれくらいのキーワード出現率がいいの?」という話に結局なってしまいます。

そこで再度調査を行います。実際にGoogleで検索してみて、上位表示しているサイトではどれくらいのキーワード出現率にしているかを調べるのです。

調査に使える便利なツールがあります。

ファンキーレイティング

このサイトでは、URLを入力してそのページのキーワード出現率を調べる方法と、直接テキストを入力して調べる方法があります。

1位から10位まで調べてみて、同じくらいの比率になるように自分のサイトも調整してみましょう。極端に多かったり少なかったりしなければ問題ありません。キーワード出現率については、気にしすぎないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ページ数、文字数、キーワード出現頻度の3つとも、実際に上位表示されているサイト・ページを研究するのが一番だという結論になりました。ページを増やすのは継続的にコツコツと続けていく必要があり、なかなか大変な作業ですが、やればやるだけ結果が出るものですから、やりがいもあります。SEOの順位チェックも継続的に行い、「これだけ記事を増やしたらこれだけ順位が上がった」と実感しながらページを増やしていってください。

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